子ども食堂にプロの味 ホテルのXマスランチ

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ホテルのレストランのような雰囲気の中で特製クリスマスランチを味わう子どもたち

長野県茅野市で小学生を対象にした子ども食堂「どんぐりカフェ」を運営している市民組織「樫の木会」は8日、地元の蓼科温泉旅館組合(13事業者)との共催で、ホテルの料理やサービスを提供するスペシャル版の子ども食堂を市中央公民館で開いた。対象を市内全域に広げ、児童約120人が参加。ホテルのレストランのようにテーブルセッティングされた会場で、特製のクリスマスランチコースを堪能した。

クリスマスコンサートを楽しんでからランチタイム。メニューは「やさいいっぱいのサラダ」「ふらいどちきん」「びーふしちゅー」「ロールパン」「クリスマスケーキ」。ホテルで調理して持ち込まれ、きれいに盛り付けて登場した。チキンは和風味で子ども向けの甘口に。児童は「大きいね」などと話し、おいしそうに頬張っていた。

エクシブ蓼科、滝の湯、蓼科東急ホテル、リゾートホテル蓼科、TerraceTateshina、蓼科親湯温泉のシェフやサービススタッフら20人が協力。きりっとした制服姿で接客し、子どもの質問にも笑顔で答えていた。

玉川小2年の男子児童は「保育園のときレストランの店員さんになりたかった。お皿をいっぱい持つ、かっこいい姿を見てやっぱりなりたいと思った」。宮川小3年の女子児童さんは「ビーフシチューのお肉が柔らかくておいしい。おなかいっぱいだけど、ケーキは食べられる」と笑顔で話していた。

同組合では、料理とは別にプレゼント用に8月からホテルや飲食店などに募金箱を設置。約10万円が集まり、お菓子の詰め合わせにして全員に贈った。柳澤幸輝組合長は「どんぐりカフェの趣旨に賛同するとともに将来、宿泊業を志す子どもが増えることを願う事業。できる限り続けたい」と話していた。

樫の木会の笠井嘉代子副会長は「普段は地区ごとで、大勢でプロの料理をいただくのは初めて。子どもたちにも感謝の気持ちを忘れずにいてもらいたい」と願っていた。

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