2019年12月11日付

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首都直下地震を体感するNHKドラマ「パラレル東京」を見ていろいろと考えさせられた。マグニチュード7.3の巨大地震に見舞われた首都東京。震災直後から数時間、数日と経過するうちに次々と試練が襲ってきた▼衝撃的な映像を見て、もし現実に巨大地震が発生したらと思うと言葉を失う場面もあった。一方で、関連番組では、いざという時にちょっとした工夫で身を守る対処方法も紹介していた。エレベーター内にいる時に地震が起きたらどうするかである▼テレビや映画では、天井板を外して脱出したり、怪力の男性が手動でドアをこじ開けて脱出したりするシーンもあった。心身を鍛えている人だったら、可能かもしれないと思っていたが、天井板は外せない構造であり、手動でドアを開けることは不可能だという▼非常時に役に立つのが笛。百円ショップで手に入るもので十分だという。エレベーター内に閉じ込められた時、大声で叫んでも遠く離れた外部には聞こえない。だが、笛を吹けば、約30メートル以上離れた場所でも音が確認できた。小さな持ち物が、自分の身を守る道具として大きな役割を果たすとは驚いた▼今、われわれに出来ることは何か。東海地震の地震防災対策強化地域に指定されている諏訪や上伊那に暮らす者として他人事ではない。非常食の備蓄や避難場所の確認など、出来ることから始めることが大切だと突きつけられた。

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