質蔵を改装 下諏訪町御田町に古道具店オープン

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下諏訪町御田町でかつてあった質店が改装され、ギャラリーを併設した古道具・アンティークショップの「ninjinsan」(にんじんさん)がオープンした。質蔵と見られる建物には防犯上欠かせなかった鉄格子がいまだに残り、畳を外して板張りの床となった店内には昭和の時代を中心に大小約1000点の品々が並ぶ。

小口泰史さん(39)が経営する。「ガラスや木、鉄の素材は古い方がいい」。古くなり使われなくなった生活道具や日用品に息を吹き込み、まただれかに利用してもらいたい―。こんな願いを込めて開店した。県外ののみ市、古道具市などを回り、買い取った品々を修理しリメーク。「平成から縄文まで」の品々を扱う。

岡谷市出身。もともと小学生のころから「一点ものに興味があった」。おもちゃや文房具など他人と違う物に関心があり「面白いものを追求すると古い物に突き当たった」。

イラストレーターでもある小口さんは、空き家となっていたこの「建物の面白い造りにほれ込んだ」。4年前に借り、初めは絵と陶芸の工房に使おうと計画していたが、「好きだった仕事をしたい」と改装し、ギャラリーを備えた古道具店を構えた。

増築してある2階建ての造りで、1階が古道具店。100年前の目薬を入れた高さ4センチほどの小瓶、昭和のレコードプレーヤーや玩具、ガラスのグラス、木製の椅子…。100円の小物から4万円のガラスのショーケースまで多種多様だ。

2階は漆喰(しっくい)壁のギャラリーになっている。希望者には貸し出す。「地方の人の文化の発信の場、外の人の発表の場にしていきたい」考えだという。

未使用品も扱い、御柱祭に合わせ地下足袋(1000円)も用意した。店名は歌の中に出てきて、皆が覚えやすく身近に感じられる野菜「ニンジン」からとった。通常は火曜水曜定休だが、臨時休業もある。午後1時~同7時。問い合わせはninjinsan(電話070・1456・2223)へ。

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