高校の将来像考える 諏訪地域協議会

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諏訪地域の県立高校の校長から現在の教育内容を聞いた会合

県教育委員会と諏訪6市町村教委は10日、旧第7通学区を対象にした「諏訪地域の高校の将来像を考える協議会」の第2回会合を諏訪市文化センターで開いた。事務局の諏訪市教委は将来像についての意見書(素案)に反映するため、来年2月以降、産業界、保護者(PTA)、同窓会、中高生、地域住民に対する意見聴取を順次行うと説明した。この日は諏訪地域の県立9高校の校長から現在の教育内容を聞き、高校の特徴や課題などを共有した。

意見聴取の日程や対象者などは6市町村教委などでつくる協議会幹事会で詰める。産業界や保護者の意見は協議会の会合で聞き取る予定で、同窓会や中高生の聞き取りの方法は今後検討する。各団体からの意見聴取終了後、来年9月までに素案を作る。

会合には委員約20人が出席した。各高校の校長は普通科のほか、専門学科の農業科、商業科、家庭科、工業科の特徴的な取り組みを説明。課題として生徒数減に伴う職員数減による教育課程編成や部活動の制約、校舎老朽化などを挙げた。委員からは「Uターンして地元に戻ってもらえるよう学校と地域連携の活動に期待したい」などの意見が出た。

会合で事務局は高校の将来像を考える際に念頭に置いてもらう4視点を提示した。魅力的な高校づくり、可能性を伸ばす教育、地域を担う人材育成、教育資源の配分・活用による教育レベルの維持向上-を挙げた。

県教委は県立高校第2期再編へ旧12通学区単位に協議会を設けており、地域の将来を見据えた学びの在り方や高校配置の検討を進めている。諏訪地域の協議会は素案を策定し、意見公募後、来年12月に県教委へ意見書を提出する方針。2021年3月に県教委が確定する全県分の統廃合校などを示す「再編・整備計画」に意見が反映される予定。

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