自転車観光将来性語る 推進Pと阿部知事懇談

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懇談後に記念撮影する鈴木さん(左)、小口さん(右)と阿部知事

自転車を活用した観光地域づくりに向けてブランド構築を図る官民の組織「Japan Alps Cycling(ジャパン・アルプス・サイクリング)プロジェクト」代表の鈴木雷太さんと、同副代表で諏訪湖八ヶ岳自転車活用推進協議会代表の小口良平さん、阿部守一知事の3人が12日、長野市の県自治会館で懇談した。鈴木さんは自転車観光のハブ(拠点)となる施設などの環境整備の必要性を強調。小口さんは諏訪地域での取り組みを説明し、サイクルツーリズムの将来性を語った。

阿部知事は、同プロジェクトで設定した県内を巡るルートが国のナショナルサイクルルート制度で認定されるために必要なことを質問。鈴木さんは、自転車を組み立てるスペースやシャワールームなどがある自転車観光に便利なハブとなる駅や空港が求められると答えた。阿部知事は「空港は県管理だからすぐやった方がいい」と前向きな姿勢を示した。

安全面から小口さんがトンネル内の照明を明るくする必要性も訴えると、鈴木さんから国道361号権兵衛トンネルでは脇の管理道を自転車道に活用できるとの提案もあった。

小口さんは、電動アシスト付きスポーツ自転車「eバイク」の登場により、山岳地系が多い県内での自転車利用のハードルが下がっていることも指摘。諏訪地域での活用事例を紹介し、「地元住民も老若男女がビーナスラインというお宝の道で健康と観光を楽しめる」と話した。

諏訪市駅前交流施設「すわっチャオ」と取り組んでいるeバイクと薬膳とヨガを組み合わせた観光商品づくりにも触れた小口さんは、サイクルツーリズムの活性化には自転車を軸にさまざまな事業者が関わって「お金が落ちる」ことが重要とした。

懇談後には、県と同プロジェクト主催の「サイクルツーリズムフォーラム」が開かれた。県内の観光、自転車、行政などの関係者ら約150人が参加し、自転車を活用した観光地域づくりについて意見交換した。

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