岡谷市保育園整備計画 中期計画策定へ審議開始

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岡谷市子ども・子育て支援審議会は12日夜、市役所で開き、市が2020年度中の策定を目指す市保育園整備計画の中期計画(21年度~)についての審議を始めた。人口減少が続く中、児童数や施設の老朽化を勘案しながら施設整備と合わせて移転、再編を含めた適正配置の方向性を示す計画。今後、全公立保育園の保護者を対象としたアンケートも実施し、将来人口や保育需要に見合った整備を検討していく。

同整備計画は12年度に策定され、前期、中期、後期の3区分に分けて整備を進める。前期計画では民設民営で昨年度開園した信学会東堀保育園と、20年度の完成を目指して工事が進められている新西堀保育園の2園を整備。市内の公立保育園はあやめ、みなと、神明の3園を除いて建設後30年以上が経過しており、中・後期計画ではこれらの保育園を除いた9園について整備の方向性を定める。

この日は具体的な審議に先立ち、整備計画の基本的な考え方などを確認。12年度策定の計画では「目指すべき保育園の姿」として、1園の定員を100~140人、1学年複数クラスで園児数は未満児が定員の2割程度、年少15人以下、年中20人以下、年長25人以下としている。

市の人口動態については0~5歳人口(4月1日現在)が11年の2752人に対して19年は28・3%減の1973人にとどまり、県内19市で最も減少率が大きいことなどが報告された。具体的な整備方針の検討はこれからだが、計画を策定する上で、市は「園の再編、再配置の検討は避けて通れない」としている。

市は来年1、2月をめどに全公立保育園の保護者を対象としたアンケートを実施し、保育園整備に関する意向を調査する。

この日は市側が今年度策定を進める「市子ども・若者育成支援計画」(2020~24年度)の素案も提示。今後、パブリックコメント(意見公募)を実施し、来年1月中に計画をまとめる方針だ。

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