しめ飾り本格的製作 南信州米俵保存会

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丁寧な手仕事でしめ縄を製作する南信州米俵保存会の職人たち

郷土の伝統的なわら細工を継承し、大相撲の土俵に使う俵も製作する飯島町の「南信州米俵保存会」は、正月のしめ飾りの製作、販売を今季から本格的に始めた。北海道の百貨店からは「ごぼう締め」をはじめ大小180個の注文が寄せられるなど、年末までに受注生産で1500~2000個を手作りする。

約20人の職人で11月から作業を開始し、今が最盛期。ごぼうのように長く固くくくる直径8・5センチのごぼう締めも丁寧な手仕事で次々と仕上げていく。北海道の百貨店からは、東京で開かれた展示会で保存会のわら細工技術が認められて注文が入った。

「南信州迎春桟俵輪締め」は、米俵のふたの 部分(桟俵)を太陽に見立てた 保存会オリジナルの商品。稲穂を飾り、新しい年の五穀豊穣を祈願する。そのほかにも大きさも選べる数種類のしめ飾りを用意している。

使うわらは町内産。保存会代表の酒井裕司さん(44)は「全国的な販売に広がっていけば、さらに飯島町の地域おこしにつながるはず」と期待する。

わら細工の販売、営業活動などは新たに設立した運営会社「未来いいじま」が担う。南信州米俵保存会は企業ブランドとして残し、わら細工を中心にさらなる地域活性化に寄与していく考えだ。

注文や問い合わせは同保存会(電話0265・95・4881)へ。

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