前宮周辺遊歩道が完成 御柱祭のう回路にも

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茅野市が4月の諏訪大社上社御柱祭に向けて、前宮周辺で整備を進めてきた遊歩道がほぼ完成し、3月上旬にも供用開始される見通しになった。御柱祭期間中は、前宮に御柱を曳き付ける氏子のう回路として混雑緩和につなげるほか、遊歩道に氏子がとどまることがないよう誘導員の配置や案内看板の設置などの安全対策を講じる。

諏訪市境から茅野市安国寺まで延長2・5キロの古道「鎌倉道」を遊歩道にする高部・安国寺地区歴史環境整備事業の一環。前回御柱祭の里曳きの際、前宮周辺が混雑して身動きが取れない事態が発生したことを考慮し、前宮周辺の整備を優先した。

地元関係者でつくる「前宮周辺環境整備合同委員会」の意見を踏まえ、八ケ岳山麓の眺望が楽しめる高台にルートを設定した。工事は昨年12月から始まり、前宮公園グラウンドから前宮本殿上までの延長360メートルを開削。幅2メートルの遊歩道を新設し、路面には砕石を敷いた。一部に転落防止用の柵が設置されている。

今回の事業費(用地取得費含む)は約1600万円で、財源の約4割に国の都市再生整備事業交付金を充て、残りを市が負担する。工事は平成(茅野市)が担当した。

歴史環境整備事業は、古い町並みが残る前宮周辺130ヘクタールを事業区域に設定し、石畳風の舗装を用いた道路整備や苔むした石垣や水路を生かした環境整備、案内板設置などを行う。2019年度の事業完成を目指している。

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