正月料理に経木いいね 一七会が良さ再認識

LINEで送る
Pocket

上伊那産アカマツで作られた経木を皿に敷き、ブリの棒ずしや刺し身を盛り付ける会員

伊那市や近隣町村の料理愛好者でつくる「一七会」は17日、地元産アカマツで作られた経木を使った正月料理の教室を市内で開いた。商品化を目指している同市の「やまとわ」が厚さ0・2ミリの経木を提供。会員約30人が講師に習い、カレイの煮つけに活用したり、ブリの棒ずしと刺し身を盛り付けたりして、木を使った伝統的な包装材の良さを再認識した。

同会は毎月教室を開き、駒ケ根グリーンホテル(駒ケ根市)顧問の山越信治さんから教わる。食文化や木の文化を大切にする山越さんは「木は水分を適度に取って、料理をおいしくします」と経木の魅力を紹介。魚の煮つけで使えば「身が崩れない」とし、おせち料理で仕切りに使うことも薦めた。

脂の乗った寒ブリでは棒ずしを作り、削ぎ身とすし飯の間に千枚カブの甘酢漬けを挟んで食感を豊かに。経木に盛り付けられると、松山明子会長=伊那市=は「懐かしさを感じる。料理の見栄えもよくなりますね」と話した。

森林資源の活用やプラごみの削減につながるとして見直されている経木。山越さんは「マツが豊富な伊那から活用を広げて」と望み、やまとわは「市民の皆さんへのPRとともに、経木の新たな可能性を探っていきたい」とした。

おすすめ情報

PAGE TOP