茅野の縄文発信 北中生スナック菓子開発着手

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パッケージデザインの原画を手に商品開発実現に胸を膨らませる堀内友太さん、川村京平さん、田村茉央さん(右から)

茅野の“縄文”を多くの人に知ってもらいたい―。茅野市北部中学校3年の川村京平さん、堀内友太さん、田村茉央さんが、同市独自の教科「縄文・市民科」の一環で縄文スナック菓子の開発に取り組んでいる。目指すのは大手スナック菓子メーカー「カルビー」の人気商品から思い付いた「縄文じゃがりこ」。同社担当者と何度かやりとりをし、アドバイスを受けたりする中で、共同開発を前向きに検討してくれる返事をもらい、3人は「夢に一歩近づいた」と心躍らせている。

じゃがりこが好きな川村さんが1年のとき「誰もが知っているじゃがりこで縄文の菓子を作りたい」と考えたのが始まり。1人の取り組みだっため思うように進まず、2年になって堀内さんが加わり、初めて同社に電話をかけ、空容器などを送ってもらいパッケージデザインを考えるまでになった。しかし、2人とも絵が不得意で停滞。3年になって田村さんが仲間に入り、デザインを担当してくれ、順調に活動が展開するようになった。茅野商工会議所などのアドバイスを受けてデザインもほぼ完成した。

貝殻風文様(米沢丸山遺跡)や蛇風文様(下ノ原遺跡)、ステーキが乗っている皿のように見える文様などを全体にあしらい、世界に誇る2体の国宝土偶「縄文のビーナス」「仮面の女神」も描き入れ、カラフルな色付けをし、カップが一つの縄文土器に見るよう考えた。

味付けは、縄文人も食べたとされる鹿に注目した「しかステーキ味」を考えている。

共同開発が実現すれば、来年、同市で開催される縄文のイベントの会場でのお披露目も考えられる。3人は「カルビーさんが相談に乗ってくれうれしい。年々仲間が増え、小さい力も合わさると大きな力になると感じた。まだ課題はあるが、卒業しても関わり必ず成功させたい」と意気込みを見せている。

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