地元企業と学生が交流 かみいなシゴトフェス

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真剣な表情で企業の担当者から説明を聞く学生ら

上伊那出身の学生らと地元企業が交流する「かみいなシゴトフェス」は28日、伊那市のいなっせで開いた。若者人材の確保に向け、U・Iターン就職につなげようと、上伊那広域連合、上伊那8市町村の産学官で組織する郷土愛プロジェクトが主催。就職活動を控えた大学生を中心に190人が参加し、各社の人事担当者から説明を聞き、地元企業への理解を深めた。

県外に進学している学生の帰省のタイミングに合わせて企画し、3回目。今年は伊那市駅前に会場を移し、参加者の利便性を図るとともに、対象者を卒業後7年程度の30代半ばまで広げた。学生優位の「売り手市場」が続き、人手不足が深刻化する中で企業側の関心も高く、上伊那の有力企業49社が参加した。

各ブースでは企業の人事担当者が自社のパンフレットや製品を見せたり、映像を使ったりして業務内容を説明。学生らは関心のある企業のブースを回り、メモを取りながら熱心に耳を傾けていた。

千葉県の大学2年の木下みのりさん(20)=伊那市出身=は「地元にどんな企業があるのか知りたいと思い、参加した。医療・福祉系の仕事を考えているが、まだどこで就職するかは決めていない。今後の参考にしたい」。県南信工科短期大学校1年の加藤祐太さん(19)=南箕輪村=は「学校で学んだことを生かせる会社に入りたい。たくさんの会社があることが分かり、良かった」と話した。

製造業の人事担当者は「売り手市場が続き、限られたパイを奪い合う状況。地元から採用したい思いはあるが、進学したまま戻ってこない学生も多い」とし、こうしたイベントを通じてつながりができることに期待していた。

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