移動販売1月15日出発 富士見のJumpin’

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社会福祉法人清明会が運営する就労継続支援A型事業所「Jumpin’(ジャンピン)」(富士見町とちの木)は、富士見町内の、商圏から離れた地域を対象に食料品や日用雑貨の移動販売を始める。お年寄りや障がい者ら買い物弱者の要望に応え、障がい者が住民と触れ合いながら働く共生社会を目指す地域貢献の取り組み。来年1月15日に出発式を同事業所で行う。

同法人は町内で障がい者支援施設しらかば園を運営し、2020年で30年になる。同事業所は16年に設立し、パンの製造販売で障がい者に働く場を提供、地域に根差した営業を展開している。

移動販売はかねてから町民要望が強く、高齢ドライバーの免許返納が進む中で、買い物弱者への支援は町の課題の一つとなっている。町内では現行、町商工会の加盟店舗が宅配サービスをしているが、「多様な商品の中から選びたい」と買い物の楽しさを求める声も多くある。

巡回先は境、落合、西山、八ケ岳山麓の地域が中心で、各地区の公民館を会場に当初は2週に1回程度を予定する。

商品は町内既存店舗から仕入れ、巡回先での需要を各店舗につなぐ“御用聞き”の役目もして地域の商業活性に貢献したい考え。既存店舗にとっても、足が遠のいたかつてのお客さんとのつながりを取り戻し、商圏を広げるチャンスで、連携協力に意欲を見せている。

福祉面でも町、町社会福祉協議会と連携。巡回先でお年寄りらの異変をつかむ見守り役も買って出る。同事業所の根村隆司就労支援部長は「この町に暮らす人の不便を少しでも解消し、便利や安心につながれば」としている。

初年度は利用者のニーズをつかむ試験運行とし、需要に応じて専用車両を増やす意向だ。

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