茅野市の世帯人数 100年で半減

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茅野市の人口と世帯数の推移

2019年の茅野市の世帯人数(1世帯当たりの人員数)は平均2・4人で、1920年の平均4・8人から100年で半減したことが、市の統計調査で分かった。夫婦や親子だけで構成する核家族や高齢者独居世帯が増加し、育児や介護、生活の孤立化が進む中、地域の支え合いの重要性が増しているという。

世帯人数は1950年の4・9人をピークに減少に転じ、平成に入って3人台を割り込み、2017年から2・4人で推移している。19年5月1日現在の世帯数はピークの2万3379世帯。単独世帯の割合は約30%で、65歳以上の独居世帯数の伸びが大きく、大学生の増加でさらに高まる可能性もある。

市によると、世帯人数の減少は全国的な傾向で、ライフスタイルの変化が影響している。昭和の高度経済成長や製造業の隆盛でマイホームに手が届くようになり、多くの若い世代が親夫婦と同居せず自ら家を建てて暮らす生活を選択した。 首都圏など県外に進学したまま就職をして古里に戻らないケースも多い。

人口推計だと、世帯数は2020年度までは増加するがそれ以降は減少し、 世帯人数の減少傾向は弱まる見通しだ。27年度の世帯人数は現在と同じ2・4人を見込む。

市が今年度策定する第2次地域創生総合戦略の有識者会議では、帰りたいと思える茅野市の思い出や魅力づくり、仕事づくりを促す意見が出ているという。一方、市企画財政課は、高齢者独居世帯の増加を受けて「地域の中で支え合う重要性が増している」と語り、外出支援や雪かき、防災、福祉など日常生活で助け合う地域コミュニティーづくりを課題に挙げた。

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