諏訪大社上社本宮周辺 無電柱化へ準備

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上社周辺まちづくり協議会が無電柱化を計画している諏訪大社上社本宮東参道周辺

諏訪市中洲の諏訪大社上社本宮周辺の住民有志らでつくるまちづくり団体「上社周辺まちづくり協議会」が、本宮周辺の無電柱化に向けて準備している。調査研究や住民に対する啓発へ昨年12月中旬に「無電柱化運営委員会」を協議会内に設置。貴重な文化財が残る地域として良好な景観形成を目指すほか、災害による電柱倒壊を防ぐなど地域の安心安全につなげたい考えだ。

協議会は住民が暮らしやすい生活環境を整えるのに加え、本宮をはじめ文化財が点在する地域として歴史や景観を生かした活動で魅力を発信しようと2018年に発足。神宮寺の住民ら約20人が参加している。

無電柱化計画は良好な景観づくりだけでなく、台風などでの電柱倒壊が各地で発生する状況を踏まえ「災害は人ごとではない」との考えから生まれた。本宮のお膝元として御柱祭の曳行でより広い空間を確保できて安全性が高まるメリットも考えられる。まずは御柱曳行路である本宮東参道での無電柱化を目指す―とする。

ただ、整備に要する資金調達や地上機器(トランス)の場所の 確保などクリアすべき課題は少なくない。協議会は 国交付金の採択などを視野に入れており、市とも連携して調査研究を進める考え。小島実会長(69)は「課題を一つずつ解決しながら、次回御柱祭(22年)までには方向性を出したい」と話している。

協議会はこのほか、本宮北参道入り口に17年春に整備された大社駐車場(旧ドライブイン跡地)への休憩所付きトイレの設置や、諏訪湖周サイクリングロード計画に絡めて本宮周辺までの自転車コースの設定なども想定している。

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