赤いルバーブでシロップ 富士見のPR支援

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富士見のルバーブでシロップを商品化

武蔵野美術大学4年生の波多優司朗さん(22)、3年生の吉田光宏さん(22)と都内の企業が、富士見町のPRと活性化を応援しようと、町特産の赤いルバーブを使ったシロップを商品化した。農家が廃棄する根元部分を原料に使うことで食品ロスの低減にも貢献。学生たちは量産、店頭販売に向けて資金調達のため支援者を募集している。

企業は、人材発掘・育成や地方創生の支援を手掛けるSUPERFINE(スーパーファイン、吉田圭社長)。学生主体で地域課題を解決するビジネスモデルを立案、実現するプロジェクトの一環という。

2人は町内生産農家で収穫作業を手伝って原料を調達。県内の食品加工業者に持ち込んでシロップに加工してもらった。飲料や菓子など多用途な利便を狙ったといい、パッケージでは得意のデザイン力を発揮。

「ルバーブ本来の赤色が映えるように文字装飾を最低限にし、化粧品のような美しさと高級感を出した」と吉田さん。「ジャムやソースなど類似品が並ぶ店頭でも目立つようにビンの高さも計算した。手に取りたくなるデザインで、市場で認知度の低いルバーブをアピールする」(波多さん)という。

約1年がかりの商品化に2人は「最初は実現できるか不安だったが形にでき、次の展開への可能性を感じられた」と胸を張る。今後、商社やシェフ、パティシエなどに試用してもらい、市場の反応をつかむという。

同社の吉田社長は「生産者の負担を増やさずに収益性を高める方策として、ブランド化で市場価値を高めることを考えた。これを機に富士見の魅力的な資源を地域の人と一緒に掘り起こして生かす活動を続け、活力創出を支援したい」と話している。

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