地元農産物「味いいね」 飲食業者がほ場見学

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約100種のトマトを栽培する八ケ岳農産のハウスを見学する飲食店・食品製造業者ら=12日、茅野市豊平

約100種のトマトを栽培する八ケ岳農産のハウスを見学する飲食店・食品製造業者ら=12日、茅野市豊平

地元農産物の活用に意欲的な諏訪地方の飲食店・食品製造業者が12日、茅野市内で食用ホオズキとトマトの生産ほ場を見学した。栽培のこだわりや収穫期を聞いたり、味を確かめたりして「おいしい。スイーツに使いたい」。生産者側も料理や商品からの魅力発信に期待を寄せた。

地産地消・地消地産を進めようと、県諏訪農業改良普及センターなどが、諏訪市内でこのほど開いた「マッチング交流会」に続く形で初めて催した。人気店「なとりさんちのたまごや工房」を経営する名取鶏卵(諏訪市)、みそのほかに農産加工品も手掛ける金元醸造(岡谷市)、カフェ茅野茶輪たてしな日和(茅野市)が参加した。

約100種類のトマトを生産する八ケ岳農産で、名取鶏卵の名取剛社長は「ゼリーにするにはこうしたトマトが向く」と、ゼリー質の少ない品種を味わいながら新商品へのイメージを膨らませた。ブドウ色など珍しい種もあり「トマトの美術館に来たよう」との感想も聞かれた。

食用ホオズキを栽培する小平農園では、「寒暖の差が大きい高地で育ったものは特に甘い。栄養素もたっぷり」と説明を受けた。都内から移り住み、昨春にたてしな日和を開店した横塚潤美さんは「素材の良さを生かし、デザートにそのまま添えることを考えたい。移住者目線で地元のおいしいものを発信できれば」と意欲を見せた。

農園オーナーの小平邦雄さん(73)によると、食用ホオズキは都市部のホテル・レストランなどからの引き合いはあるが、地元での消費は上向かないのが現状。「飲食店からおいしさが伝わっていけばうれしい」と願っていた。

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