さらなる成長目指す 企業仕事始め

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グループ一丸での取り組みを強調した碓井社長のあいさつを聞く社員ら=セイコーエプソン

米中貿易摩擦などから中国経済が減速。そのあおりで輸出関連を中心に不透明感が増す中、東京五輪や次世代通信「5G」の本格稼働も控えた2020年。県内でも多くの企業が6日、仕事始めを迎えた。各社のトップからは干支の「子」にあやかり繁栄の基礎作りや、AI(人工知能)・デジタル化の対応強化などの方針が示され、積極的な企業営業でさらなる成長を目指す声が聞かれた。

諏訪市のセイコーエプソンでは、約500人の本社社員を前に碓井稔社長が新年あいさつした。国内のグループ会社を含め26拠点、約1万3000人の社員を対象にインターネットで同時配信された。

世界経済の停滞と円高傾向が今年度の業績に影を落とす同社。碓井社長は「厳しい環境下だが将来成長につながる商品やサービスは着実に投入できている」と述べ、下期初頭に掲げた「強固な顧客接点を築き効率的に増やす」ために▽顧客接点の強化▽技術・商品・サービスのプラットホーム化▽見える化による事業・経営基盤の強化│の3点を示した。

さらに「事業利益はお客さまに届けた価値の対価」とし、進行中の第2期中期経営計画が示す「高い収益を生み出す改革」に向けた取り組みを「特に意識を払っていただきたい」と各自に求め、「良い商品やサービスが整い、形になりつつある今こそがチャンス」と呼び掛けた。

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