県宝「顔面装飾付釣手土器」の愛称募集 原村

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愛称を募集する原村の前尾根遺跡(柏木)から出土した「顔面装飾付釣手土器」

原村は村を代表する縄文土器で、前尾根遺跡(柏木)から出土した縄文時代中期後半の「顔面装飾付釣手土器」の愛称を2月29日まで募集している。愛称が決まったらお披露目式を開き、愛称の作者に記念品を贈る予定だ。村教育委員会は「みんなに親しんでもらえる愛称を考えてほしい」と呼び掛けている。

同土器は、2018年に国の「日本遺産」に認定された長野・山梨両県の14市町村でつくる歴史ストーリー「星降る中部高地の縄文世界」を構成する文化財の一つ。また同年、指定された県宝「信州の特色ある縄文土器」158点のうちの1点でもある。

釣手土器は祭りや祈りの際に、火をともしてランプのように使用したとされる。つり上がった目、太くつながった眉、丸い“おちょぼ口”が特徴の愛らしい顔が付き、土器全体で人を表現している。現在、八ケ岳美術館の県宝指定記念展「縄文のアーティスト」(3月22日まで)で展示中だ。

村役場や村中央公民館、村図書館、八ケ岳美術館、原中学校の各所に投票箱と投票用紙を設置し、愛称を記入して投票してもらう。応募作品の中から村教委文化財係で数点に絞り込み、八ケ岳美術館の運営協議会で最終決定する。お披露目式は3月中旬を予定している。

村文化財係は「火をともしたランプに顔が付いていることを想像できるような名前や、もしくはまったく違った発想の名前でもいい。愛称が付くことで知名度を上げ、さまざまな事業展開につなげていきたい」と話している。

問い合わせは村文化財係(電話0266・79・7930)へ。

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