LCVFM活用の臨時災害放送 情報伝達訓練

LINEで送る
Pocket

諏訪広域連合は17日、エルシーブイ(諏訪市)が運営するラジオ局「LCVFM」(周波数76・9メガヘルツ)を臨時災害放送局として住民に情報を伝達する訓練を行う。諏訪市役所ロビーに臨時局を開設し、諏訪6市町村の防災担当者などから得た被災情報を発信する。住民に大規模災害時の情報入手手段としてラジオの有効性を知ってもらう。

臨時災害放送局は、6市町村や広域連合が地震や豪雨、豪雪などで必要と判断した際に開設し、被害状況や生活情報、避難所情報などを迅速に提供する。広域連合は2013年8月、放送業務を委託するエルシーブイと「臨時災害放送局の開設及び運用に関する協定」を結んでおり、協定に基づいた訓練は18年1月以来2回目。

訓練には広域連合や市町村防災担当の職員、同社社員ら約20人が参加する。南海トラフ巨大地震が発生して諏訪で震度6弱を観測したと想定。防災担当職員は「発生から24時間~48時間」「72時間経過後」の2回にわたり、住民の安否情報や道路情報、避難所開設情報など時間の経過で変化する状況を県や市町村がパソコン上で共有できる県防災情報システムに入力し、臨時局に伝える。

訓練に合わせて防災士や自主防災組織役員ら6市町村で活動する6人が録音か生放送でそれぞれの活動内容をラジオを通じて紹介する。臨時局開設時に開設許可を申請する総務省信越総合通信局(長野市)の職員も収録で参加し、臨時局の役割を説明する。

訓練放送は同日午後1時30分~2時30分ごろの予定。通常のFM番組を休止して臨時局に切り替える。

ラジオで聞くだけでなく、市役所ロビーで訓練放送の様子を見学することも可能。広域連合の担当者は「大規模災害時の初期の情報収集手段としてラジオは有効。臨時災害放送局について知ってほしい」としている。

おすすめ情報

PAGE TOP