双燈社版画のまちの誕生展 岡谷美術考古館

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岡谷市の版画文化を発展させた人物の作品を展示している「双燈社版画のまちの誕生」展

岡谷美術考古館(岡谷市中央町)は9日から、特別企画展「双燈社版画のまちの誕生」を同館で開く。2月下旬からの作品展「信濃刀画の会50周年記念展」に先駆けた企画展。1955~65年(昭和30年代)に呼ばれたとされる同市の愛称「版画のまち」の起源となった文化団体「双燈社」の会員の作品約110点を展示する。3月1日まで。

双燈社は終戦直後の1946年、同市出身の童画家、武井武雄が市民有志と創設した。団体内で発足した版画部は11年ほど活動した。静物画や 風景画など各自作品制作に取り組み、会員の作品集を100号まで編集した。各自の作品について武井から講評を受けることもあったという。

企画展では部の中心人物であった小口作太郎、武井吉太郎を紹介。学校教育に版画を取り入れ、版画教育の土台をつくった増沢荘一郎も取り上げた。諏訪地域から出土した土偶の静物画や、地元の寺院の境内を描いた風景画など、個性豊かな作品を展示している。

同館職員は「会員が生き生きと作品を作る姿を想像しながら鑑賞してほしい」と話している。

開館時間は午前10時~午後7時。入館料は一般520円、小中学生260円。水曜日休館。問い合わせは同館(電話0266・22・5854)へ。

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