多彩で優しい色合 おもてなしプリンの掛け紙

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作成した掛け紙を手にPRする県伊那養護学校中学部1年生たち

県伊那養護学校(伊那市)の中学部1年生24人が、近くにある温泉施設「大芝の湯」(南箕輪村)のオリジナル商品「大芝高原おもてなしプリン」の掛け紙作りに取り組んでいる。紙パックや色紙を材料に紙すきをした優しい色合いの作品が多く、「(地域の人に)見て喜んでもらいたい」と、作業にも力が入る。生徒が作成した掛け紙付きの限定プリンは14日から、同施設で随時販売される。

地域とのつながりをテーマに活動する1年生と同施設との連携商品。中学部が事業所と連携して商品づくりに取り組むのは珍しいという。生徒たちが、昨年6月に同プリンの空き瓶を活用したアート体験をしたことがきっかけ。生徒の活動を伝える機会にしようと、話が進展した。

生徒たちは12月から週2回ペースで作業。水に溶かした紙パックや色紙の紙片を網ですくい取って吸水、ローラーをかけて平らにする。整形した紙に、教員がデザインした松ぼっくりやリスの絵柄を印刷して仕上げていく。

これまでに約70枚が完成。複数の色紙を生徒たちが選んで色合いを出すことから、色合いは多彩。企画した同校講師の山本憲吾さん(27)は「どんどん手順が良くなり、きれいな色が出ている。地域の人たちに子どもたちの頑張りを感じてもらえれば」と期待する。

販売開始は14日午前10時。生徒も来店し、手作り木製看板などを使ってPRする。橋爪刀麻さん(13)は「たくさん売れて、喜んでもらえたらいいな」と話している。同施設は、同校とのコラボレーション商品の売り上げの一部をユニセフ(国際連合児童基金)に寄付する予定だ。

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