茅野市の病児病後児保育施設 4月開所

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茅野市は、病気や病気の回復期にある子どもを一時的に預かる病児・病後児保育施設を同市玉川の諏訪中央病院近くに新築し、4月1日に開所する。病児・病後児保育事業は、医療法人塚田医院(同市本町西)に委託して同院併設の「おやすみ館」で実施してきたが、4月からは医師と看護師の派遣を諏訪中央病院に委託し、定員や対象年齢、開所時間を拡大して新施設で事業を継続する。

同事業は、保護者の子育てと就労の両立を支援し、児童の健全育成を図るのが目的。市は2006年度から塚田医院に委託して事業を実施してきたが、同医院から20年度以降は受託できないとの申し出を受け、18年度に諏訪中央病院隣の土地(約577平方メートル)を購入し、新施設に拠点を移すことにした。

新施設は木造平屋建て(延べ床面積94・82平方メートル)。感染力の低い病気の子どもが過ごす「保育室」、感染力が強い病気の子どもが利用する「隔離室」と「安静室」を整備し、それぞれに専用トイレと手洗い、シャワー室を設置する。工事費は4268万円。昨年9月に着工し、設計監理を下倉設計、建築工事をカネトモが担当している。

移転後は定員を4人から6人(予定)に引き上げ、生後6カ月~小学3年生だった対象年齢を「小学6年生まで」に拡大する。開所時間は2時間延長して月~金曜日の午前8時から午後6時までとする。諏訪中央病院の看護師1人と市雇用の保育士2人が常駐する。同病院の小児科医が1日1回巡回する。

諏訪6市町村の子どもが対象で、事前の登録が必要。施設利用の際は、かかりつけ医に作成してもらった連絡票を提出する。使用料は市内の子どもが無料、市外は1日1800円。昼食は持参を基本とするが、病院食堂の配食を実費で利用できる。

市は「20年度からは市の直営として事業を続けていく。新しい施設を有効に活用していただければ」としている。

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