110番通報の適正利用を 2割が不要不急通報

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県警が2019年に受理した110番通報は9万1623件で、このうち無言電話や間違いなど不要不急の通報は前年比3・1%増の2万938件あり、全体の約22・8%を占めたことが県警通信指令課のまとめで分かった。不要な通報対応のために緊急の通報を受けられないケースが出る恐れがあるとして、適正な利用を呼び掛けている。

不要不急の通報は、14年の3万2064件から減少が続いていたが、19年は増加に転じた。同課は「受理件数全体の増加に伴うもの」と説明。受理全体の増加要因の一つとして10月の台風19号災害の際の通報増を挙げた。

昨年の通報のうち不要不急に関する内訳は、間違い電話などが5374件、要望や苦情が5455件、無言電話が3776件、運転免許手続きなど各種照会が2041件、いたずらが349件。「タクシーの電話番号を教えて」「バスの時間を知りたい」などの通報があった。

一方で、有効通報で最も多かったのは、交通事故などの通報3万3574件。不審者情報を含む各種情報提供は1万4302件、迷子などの保護・救護4116件、災害関係1115件など。有効通報に占める携帯電話からの通報(6万3220件)の割合は、昨年に続き約8割を占めて過去最多となった。

緊急性のない相談などについて同課は、警察相談専用ダイヤル(#9110)の利用を呼び掛けている。

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