短時間勤務の導入検討 茅野市の温泉施設

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「子連れ勤務」もできる温泉施設に―。茅野市の第三セクター「茅野市総合サービス」が、子育て中の女性でも働きやすい職場環境づくりに向けて、市の委託で管理運営する温泉施設で短時間勤務の導入を検討している。14、16、17の3日間試行して是非を判断し、導入が正式に決まれば4月からの採用に適用したい考えだ。

同社によると、6温泉施設と白樺湖温泉すずらんの湯、高齢者福祉センター塩壺の湯「ゆうゆう館」に勤務する社員は47~68歳の51人(男性25人、女性26人)で、平均年齢は64歳。同社は68歳定年で中高年の雇用を支えてきたが、複数人の定年退職を控えて人材確保が課題に浮上。持続可能性への取り組みも視野に「女性が輝く職場環境づくり」が必要と判断した。

短時間勤務の導入は、金鶏の湯(金沢)と河原の湯(泉野)の2施設を対象に検討している。営業時間は午前9時~午後9時。現在の2人体制は変更せず、早番と遅番の2交替制に加え、新たに3時間勤務の4交替制の導入を試みる。短時間勤務の時給は890円を軸に調整している。

短時間勤務では1~2歳の子どもと母親の「子連れ勤務」を可能にする。チケットの受け取りや回数券の販売など窓口でできる範囲の業務を担当する予定で、2施設で8人程度の採用を想定している。同社は「子どもを背負って働く姿が理解され、地域全体でお母さんを支える土壌づくりにつなげたい」と話す。

短時間勤務の試行には1人の申し込みがあるという。2人体制の中で職場内の理解と協力を得られるかが課題になりそうだ。同社は「従来通り中高年の皆さんの雇用に力を入れ、定年延長も検討したい」とし、「民間企業で取り組みにくいことを積極的に展開し、第三セクターの使命を果たしたい」としている。

問い合わせは同社(電話0266・82・3382)へ。

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