お互いさまの介護生活を 信友直子監督が講演

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「家族で抱え込まないで」と助言した信友直子監督

認知症をテーマにしたドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」の上映会と、撮影した信友直子監督(58)による講演会が11日、下諏訪町立図書館であった。町社会福祉協議会が理解を深める狙いで開き、約100人が来場。信友監督は「誰もがなる病。抱え込んだり、隠したりせず、お互いさまの介護生活を過ごして」と強調した。

「ぼけますから」は信友監督が、認知症に直面した母親と支える父親を娘の視点からカメラで追い、家族を内側から描いた作品。2018年秋に公開された。

信友監督は講演で自らの体験に触れつつ、「介護はプロと役割分担をして」という専門医からの助言を紹介。「介護はいつまで続くか分からない。全て家族でやろうとせず、他人にもできることはその道に精通したプロに任せ、家族はその人を愛し続けることが大切」と指摘した。

「人生は寄りで見ると悲劇だけれど、引きで見ると喜劇」という名言も例に引き、「認知症にかかった家族に寄り添い過ぎず、ちょっと引いた視点で見れば、楽しいこと、ほほ笑ましいことがあるはず。精神的に余裕を持った介護を」とアドバイスした。

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