豊作と無病息災祈るしし追い 駒ケ根市東伊那

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小正月の伝統行事「しし追い」で、しし追い棒を持ちながら駒ケ根市東伊那を練り歩く子どもたち=12日未明

駒ケ根市東伊那で12日未明、「しし追い」があった。野を荒らすイノシシや鹿、鳥、悪霊などを追い払って豊作と無病息災を祈る小正月の伝統行事。小中学生ら7人の子どもが、ヤナギの枝に魔よけのひし模様を描いた「しし追い棒」を手に持ち、田畑沿いの道を練り歩いた。

川を流れる水の音が静かに響いた夜明け前。地元の集会所を出発した子どもたちは「ししやーいやいやいやい」と昔から伝わる掛け声を繰り返しながら、しし追い棒をアスファルトで舗装された道に打ち付けて「カンカン」と小気味よい音を鳴らした。終盤には塩竈神社に追い込まれるとされる悪霊などを封じるため、社殿の周りを3回回り、壁を棒でたたいた。

今年で4回目の参加となった東伊那小学校4年の馬場優大君(10)は「夜に歩くから最初は寒かったけど、やっている間に体が温かくなった。今年1年、病気にかからないで元気に過ごしたい」と朗らかな表情で話した。

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