伊那特捜班が出前講座 辰野町職員に護身術

LINEで送る
Pocket

防犯講習会で護身術を体験する辰野町の女性職員たち

防犯講習会で護身術を体験する辰野町の女性職員たち

県警子供・女性安全対策課は12日夜、辰野町の女性職員を対象にした防犯講習会を辰野町民会館で開いた。今春発足した同課伊那特捜班が、女性の性犯罪被害防止などを狙いに企画した出前講座の第1弾。屋内外での防犯対策やとっさの動きで身を守る護身術を紹介し、参加者約30人へ日ごろの注意を促した。

伊那特捜班は伊那署辰野町警部交番を拠点に、南信地域で性犯罪や声掛け事案などの捜査、予防啓発を担当。県内の今年の関連事案認知件数が5月末現在201件(前年同期比49件増)と増加しているのを受け、女性に対策知識や自衛手段を学んでもらおうと出前講座を開くことにした。

初回は田山文子、増澤豪両特捜班長ら5人が実演を交えて被害ケースを説明。屋外では携帯電話などの操作に没頭すると、隙ができて狙われやすいといい、「夜は人通りの多い道を選び、なるべく2人以上で歩いて」とし「危険な目に遭った場合は大声を出すのが最も効果的」と助言した。

護身術では、手首をつかまれたり背後から抱きつかれた際の離脱法を指導。女性職員はペアになり、ひじを張って体を回転させたり、相手の足を踏みつけて両手で腕を払いのけるなどの方法を体験。「これまで身を守る手段を学ぶ機会がなく、ためになった」などの感想が聞かれた。

伊那特捜班では今後も、職場単位などの希望に応じて出前講座を開く。防犯情報を配信する県警の「ライポくん安心メール」の活用も呼び掛けている。

おすすめ情報

PAGE TOP