世の中「三分五厘」 諏訪大社下社で筒粥神事

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下諏訪町の諏訪大社下社春宮で14日夜から続けられてきた「筒粥神事」は15日朝、釜で炊き上げたヨシを割って今年の世相と農作物の豊凶を占った。五分を満点として、世の中は3年連続で「三分五厘」、農作物は43品目のうち漬け菜など16品目が「上」、カリンなど6品目が「下」だった。

大社によると、春のような日差しの穏やかな年明けで、筒(茎)への粥の入りはばらつきが大きかった。秋には台風と豪雨が発生する可能性があり、果物と野菜の栽培には注意が必要な一方、コメは豊作になるという。世の中の「三分五厘」は「昨年より悪いので、注意が必要」とした。

神事は午前5時ごろから始まり、一晩中炊き上げた44本のヨシの茎を神職が1本ずつ小刀で割り、粥の入り具合を確かめて占った。氏子たちは神職の言葉を熱心に聞き入って結果を記した目録を受け取ると、胸に抱いて大事そうに持ち帰っていた。

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