かんなくず活用へ実習 上農高

LINEで送る
Pocket

やまとわの中村社長(右)を講師に、手かんなを体験する生徒

上伊那農業高校(南箕輪村)のコミュニティーデザイン科里山コース2年生20人が17日、地域の木材資源の有効活用を考える実習を始めた。活用の第1弾として計画したのは「かんなくずを使ったコサージュ」で、実習や学校活動で世話になった緑地創造科の3年生に、卒業式で使ってもらえるように準備する。

生徒たちは木製品の製造、販売などを手掛ける「やまとわ」の工房を訪ね、手かんなを体験。木材を薄く削るこつを中村博社長から教わった。多くが初めての手かんなで、「思っていたより難しかった」と感想を話す生徒もいた。次回の実習では、この日削り出したかんなくずを材料にコサージュを作る。

昨秋の実習で間伐したヒノキの有効活用も研究している同コース。手かんなの体験の前には伊那市西箕輪の有賀製材所を訪ね、製材の様子を見学した。有賀真人社長は「細い木は山に捨てられてしまうことが多いが、製材所に持ってきてくれれば何らかのものに使える。建築材にならなくても土木材になる。ここでは端材も有効に使う、おが粉も酪農家が家畜の敷床として使う」と説明し、木材資源の有効活用のヒントを提供した。

おすすめ情報

PAGE TOP