駒ケ根市長選あす告示 新人の一騎打ち公算大

LINEで送る
Pocket

任期満了に伴う駒ケ根市長選と議員辞職に伴う市議補選(被選挙数1)は19日、告示される。市長選にはこれまで、元共同通信社論説委員の伊藤祐三氏(59)=福岡=と前市議の小松原繁樹氏(61)=町四区=が出馬を表明。一方、現職で3期目の杉本幸治市長(70)は引退を表明し、無所属新人同士の一騎打ちの公算が大きくなっている。

伊藤氏は前職の共同通信社を昨年6月末に退職後、住所を駒ケ根市に移して同8月末に立候補を表明した。在職中に取材した全国各地の地域づくり事例を踏まえ、駒ケ根市の財政再建策や中心市街地の活性化策などを掲げ、地域づくり講座やミニ集会を通じて詳しい政策を訴えてきた。

支援の母体は中学や高校の同級生を中心にした「応援団」で、政策に賛同した市民も協力する。後援会が主催し、市内で開いた16日の総決起大会には支持者ら約120人が出席し、団結して選挙戦に臨むことを確認した。

応援団長の櫻井浩氏(59)は「公開討論会などを通じて彼の政策が次第に浸透し始めている。彼には市の財政難など問題を解決できる能力がある。選挙戦ではそうした点をアピールしたい」と述べた。

小松原氏は昨年11月に出馬を表明。電機部品製造会社社長や駒ケ根青年会議所理事長、市民団体「ネパール交流市民の会」会長などを歴任する中で培った人脈を生かし、地元選出の宮下一郎衆院議員や佐々木祥二県議の後援会、商工関係者の一部から推薦を取り付けた。市内16区に設けた支援組織を通じて浸透を図っているほか、市内各地でミニ集会を開き、市の財政健全化や産業振興などを掲げ、支援を求めている。

14日夜に開いた総決起大会には支援者ら約250人が出席。小原恒敏後援会長(78)は「告示まであとわずか。支援と協力により組織も盛り上がってきた。努力した成果をさらに花開かせよう」と述べた。告示後、地区レベルで総決起大会を重ね、支持拡大を図る。

■市議補選も

市議補選は、新人でホームヘルパーの竹上陽子氏(66)=共産、南割=と前市議でこまがね市民活動支援協会副会長の加治木今氏(64)=無所属、町四区=が出馬を表明。市長選同様、一騎打ちの公算が大きくなっている。

おすすめ情報

PAGE TOP