災害状況ラジオで伝達 諏訪広域連合が訓練

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諏訪市役所ロビーに仮設スタジオを設けて実施した臨時災害放送局情報伝達訓練

諏訪広域連合は17日、エルシーブイ(諏訪市)が運営するラジオ局「LCVFM」を臨時災害放送局として開局し、住民に情報伝達する訓練を行った。この日は阪神・淡路大震災の発生から25年。広域連合職員や諏訪地域の防災担当職員、同社社員ら約25人が参加。被害状況や避難所開設情報などを発信し、災害時にはラジオで情報を確保する重要性を住民に周知した。

南海トラフ巨大地震が発生して諏訪で震度6弱を観測したと想定。午後1時30分から1時間余にわたり、通常のFM番組を休止して臨時局に切り替えて実施した。

諏訪市四賀のエルシーブイの建物も被災したとし、諏訪市役所ロビーにスタジオを仮設した。市町村の防災担当職員は「発生から24時間~48時間」「72時間経過後」の2回にわたり、住民の安否情報や道路情報、避難所開設情報などを県や市町村がパソコン上で共有できる県防災情報システムに入力して臨時局に伝えた。

エルシーブイのアナウンサーは「茅野で250世帯が停電している」「富士見駅と茅野駅の間で土砂崩れが発生して電車が運休している」といった被害状況を伝えた。ライフラインの復旧情報なども発信した。金子ゆかり連合長(諏訪市長)は「いざという時の情報確保にFMからの情報を活用してほしい」とラジオを通じて呼び掛けた。

訓練に合わせて防災士や自主防災組織役員ら6市町村で活動する6人が録音や生放送で活動内容を紹介した。そのうちの一人、原村室内区自主防災組織代表の中村暁介さん(73)は「災害時に指定場所に避難 できないこともあると思う。ラジオは大事」と話した。

広域連合は2013年、放送業務を委託するエルシーブイと「臨時災害放送局の開設及び運用に関する協定」を結んでおり、協定に基づいた訓練は18年1月以来2回目。

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