「穴倉」で布草履作り 茅野市泉野

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いろりを囲んで布草履作りに励む地元のお年寄りたち

寒い冬に地元のお年寄りらがいろりを囲み、手仕事をして過ごす茅野市泉野のかやぶき屋根の作業場「穴倉」で、布草履作りが行われている。少し煙いものの、温かくて心地よい場所。作業をする穴倉運営委員会のメンバーの人柄に引かれて立ち寄る人もおり、世間話にも花が咲く。

布草履は、「仮足」と呼ぶ木製の道具に、芯になる樹脂製のロープを掛け、布団地などを裂いたひもを通して、わら草履を作るように編んでいく。カラフルな仕上がりと、足裏を適度に刺激する履き心地も人気で、リピーターの体験者もいる。

穴倉は、かつては八ケ岳山麓一帯に点在したが次第に消滅。同地区では、住民らが伝統文化を継承しようと復活させ、現在の建物は11年ほど年前に再建。平澤治運営委員長(81)は「自分の草履を作った保育園児もいる。興味のある人は気軽に寄って。汚れてもいい支度で」と話す。問い合わせは泉野地区コミュニティセンター(電話0266・70・1606、平日)へ。

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