諏訪の技術力に関心 東京商議所が交流商談会

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諏訪地方の企業ブースを訪れた東京商工会議所の会員企業が熱心に情報を交わした商談会

東京商工会議所が主催する「諏訪・東京技術交流展示商談会」が20日、諏訪市駅前交流テラスすわっチャオで行われた。同商議所がものづくり企業の集積地を全国から選び、現地に赴いて行っている商談会で、都の補助を受けて2016年から始めており、県内では初開催。都内と諏訪の製造業の企業約50社が展示ブースを設け、互いに訪問し合って情報を交わした。

同商議所は、都内の中小企業の支援を目的に同様の商談会を製造業が盛んな浜松市や、新潟県燕三条市などで開いている。今回は微細な精密加工技術が集まる諏訪地方を選んだ。

出展ブースの前では参加企業が自社技術、自社製品の特長などを紹介した。諏訪地方の参加企業は製品のサンプルを示したり、会社案内を手渡したりしながら自社の強みを売り込んだ。都内企業のブースを訪れ、説明を受けた。

治工具、省力化設備設計製造の八剣技研(茅野市宮川)の清水尚哉社長は「世界経済の状況から、受注環境の先行きには不透明感がある。ビジネスの芽を見いだし、情報交換を重ねて受注につなげたい」と話した。諏訪地方の企業ブースを回っていた歯車などの伝動機器の商社「協育」(台東区)の小林邦彦営業部長は「良い商品の調達先を全国に広げたい。諏訪の技術力の高さを知った。情報交換だけで終わらせるつもりはなく、具体的な話につなげたい」と話した。

商談会に先立つ顔合わせで東京商議所の染谷政克サービス・交流部長は「中小企業は人材不足や業務の効率化など多くの課題を抱えている。地域間連携で課題を解決し、付加価値の高い商品作りにつなげたい」とあいさつした。会場を訪れた諏訪商工会議所の渋江利明副会頭(工業担当)は「諏訪は極小の部品を高い精度で作る技術が集積しており、東京商工会議所がそこに関心を寄せてくれたことはうれしい。受発注や企業連携などにつながるいい機会になれば」と今後に期待した。

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