冬のうなぎ岡谷で 「寒の土用丑の日」23日

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たれにくぐらせて焼き上げるうなぎのかば焼き=天龍(岡谷市)

岡谷市発祥の「寒の土用丑の日」(23日)を控え、市内のうなぎ料理店や川魚店からはかば焼きの甘い香りが漂い、活気づいている。稚魚(シラスウナギ)減少の影響で仕入れ値が高止まりし、店側には厳しい状況が続くが、関係者は「冬場のうなぎは脂の乗っておいしい」と魅力をPRしている。

寒の土用丑の日は、冬にもうなぎを食べて厳しい寒さを乗り切ろうと、1998年に制定。知名度のある夏と同様に冬の消費拡大を目指し、市内のうなぎ料理店や川魚店でつくる「うなぎのまち岡谷の会」が中心となって全国に発信している。

同市天竜町のうなぎ料理店「天龍」には昨年末から客足が途絶えない。同会会長を務める今野利明社長(51)は「おいしさが知られるようになり、この10年で冬場のお客さんが増えた。この冬は雪が降らなかった影響もあり、客足が落ちない」と話す。

シラスウナギの漁獲量は昨年に比べ改善の兆しが見られるというが、仕入れ値は「昨年の夏より高く、過去最高」(今野社長)。消費者にとっても厳しい状況が続くが「脂が乗ったこの時期のおいしいうなぎを味わってもらいたい」と来店を呼び掛けた。

同会は2月11日まで「寒の土用丑の日」キャンペーンを実施中。期間中、参加店で1000円以上買い物や食事をした人に応募用紙を1枚進呈しており、抽選で豪華賞品が当たる。

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