金沢小校庭リンク開場 昨年より2週間遅く

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リンク開きで滑り初めをする金沢小スケートクラブの子どもたち

茅野市金沢小学校の校庭スケートリンク開きが大寒の20日朝、行われた。暖冬の影響で昨年より2週間遅く、全面結氷せず滑走可能区域も半分程度だったが、待ちわびたスケートクラブの子どもたちが元気いっぱい滑りを披露。大人たちは60年以上続く伝統の校庭リンク開場に安どの表情を浮かべた。

同小でリンク作りを担当する金沢体育協会によると、滑走可能区域は山際(西側)の長さ100メートル、幅40メートルで、氷の厚さは10~15センチ。氷を投入して水温を下げながら、先週から製氷作業を本格化。水まきは2度、氷点下5度まで冷え込んだ深夜に行い、安全に滑走できる状態に整えた。

リンク開きには金沢体協や公民館、PTAなどから関係者約40人が集まった。神事で安全を祈願した後、スケートクラブ員が「お願いします」と言ってリンクに飛び出し、氷を蹴る小気味よい音を響かせた。

クラブ長で6年生の鷲尾清龍さん(12)は「体協の皆さんが一生懸命作ってくれたリンク。コーナーを練習して県大会で優勝したい」と抱負を語った。金沢体協の黒澤英治会長(53)は「楽しみに待っているという声を聞いて何とか滑れる状態に持ってきた。リンクを維持するので皆さん滑りに来てほしい」と話した。

金沢体協は最終日を2月2日から8日に延期し、夜間は一般にも開放するという。同地区コミュニティ運営協議会会長で市スケート協会会長の池上泰司さん(68)は「全国、海外で活躍する選手が出ているのはこのリンクのおかげ」と語り、天然リンクを通じたスケート技術の向上と地域の活性化に期待を寄せた。

一方、暖冬の影響で泉野小(茅野市)が校庭リンクでのスケート学習中止の方針を決めた。北山小(同)と原小(原村)も滑走の見通しが立っていないという。

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