「外部給電器」1台を導入 伊那市

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伊那市が導入した外部給電器

伊那市は、電気自動車などの電力を取り出し、家庭用電源に変換できる「外部給電器」1台を導入した。市長谷総合支所(長谷)に配備し、同支所の電気自動車と組み合わせ、災害で停電が発生した場合、避難所の照明や冷暖房、テレビなどの非常用電源として活用する。県内市町村では初の導入という。

外部給電器は本田技研工業製で、最大出力は9キロボルトアンペア。電気自動車1台で一般家庭4日分の電力を賄うことができるという。100ボルト6口、200ボルト1口のコンセントを備え、さまざまな電気製品を使用することができる。

重さは約50キロで、持ち運びが可能。市は災害時のほか、防災訓練や各種イベントでも活用していく考えだ。

事業費は125万9500円。国のクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金を活用した。長谷総合支所には2018年度から電気自動車が配備されていることから、同支所への配備を決めた。

同日は定例記者会見に合わせて市役所駐車場で実演を行った。給電コネクターを車に接続し、外部給電器のスイッチを押すと、コンセントにつなげたテレビがついたり、照明が点灯したりした。

白鳥孝市長は「発電機などと合わせて災害時のバックアップ機能を強化し、災害に強い地域づくりにつなげていきたい」と話していた。

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