目標大幅に上回る 建設中の赤穂公民館への寄付

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駒ケ根市が建設中の新赤穂公民館に備品を贈る目的で活動する「赤穂公民館への寄付を募る会」が市民に協力を呼び掛けた募金が、目標金額の200万円を大幅に上回る300万円に達した。同会の加藤昭二代表(78)=同市小町屋=は「皆さんの協力で目標を達成することができ、心より感謝している」と話している。

募金は昨年5月、新赤穂公民館2階の学習室で使う机30台、椅子100脚を寄贈する目的でスタート。公民館を利用する市民や市内の企業などに寄付を呼び掛けた。これまでに個人、団体合わせて約250口、総額約303万円の寄付があった。中には小中学生が小遣いを出し合ったり、個人で50万円を託したりするケースも見られた。寄付の締め切りは2月29日まで。

赤穂公民館は1948(昭和23)年、当時の赤穂町商工会館に開館したが、床面積が狭く大規模な集会は近所の映画館を借りて開いた。これを見かねた地元婦人会が57(同32)年から1口米1升分の金額を募る寄付活動「米一升運動」を展開。現在ある建物の建設費に充てた歴史を残す。

加藤代表は「”平成令和の米一升運動”も市民の皆さんの大きな力に支えられて達成できる」と感慨深げ。目標額以外の余剰金も公民館で使う備品の購入費に充てる。赤穂公民館の小松民敏館長は「皆さんの温かな気持ちに感謝申し上げたい」と話す。

新赤穂公民館は同市上穂栄町の駒ケ根総合文化センター北側で建設が進む。当初は今年度末に完成予定だったが東京五輪競技施設の建設ラッシュと重なり、鉄骨を接続する「高力ボルト」の不足で工事が遅れ、現段階では3カ月遅れの6月末の完成を目指している。その後、現公民館からの引っ越しがあり、実際の使用開始は今夏の見通しだ。

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