伝えたい知りたい 茅野でみんなのがっこう

LINEで送る
Pocket

市民が先生を務め、約30の授業が行われた

茅野市塚原の市民活動センター「ゆいわーく茅野」で25日、「みんなのがっこう」が開かれた。普段は市民活動の拠点施設として各種団体が活動する施設が、この日一日は「大人の学校」に変身。市民が先生となって趣味や経験を生かしたさまざまな授業を行い、興味のある市民が学生に戻った気分で授業を受け、それぞれの見識を深め、視野を広げた。

みんなのがっこうは、暮らしの中に魅力的なストーリーを持ち、まちの主人公でもある「個人」にスポットを当てた学校。それぞれが得意なこと、好きなこと、経験、自分自身のことを語り表現する場として初めて企画した。

伝えたい人が先生となって授業を行い、知りたい人が生徒となって授業を受けるスタイル。先生が話す内容はあくまで個人の持論や見解で、生徒は先生自身の魅力や多様な考え方を知った。

先生役には経営者や団体代表、芸術家、栄養士、職人など肩書のある人だけでなく、ごく一般の人も名乗りを上げた。各50分の授業が4時間目まであり、9教室に分かれて実施。アートや音楽、料理、出会い、放浪記、神話、ドローンなど約30の授業が行われた。

大手芸能事務所・ジャニーズ事務所のアイドルグループについての授業を行った北澤佳奈さん(23)=同市北山=は「オタクの世界を知ってもらい、同じ趣味の仲間づくりのきっかけになれば」と話していた。齋藤隆敦さん(48)=同市城山=は出身地の長崎県について授業。「長野の人は長崎について意外に知ってもらえていない」と出身者だからこそ知る長崎の魅力、見どころを伝えていた。

1時間で帰る人、4時間通して受ける人など延べ250人が参加。校長を務めた有賀福美センター長は「一つの教室で出会った人は同級生。このつながりがサークル(部活)へと広がってくれればうれしい」と話していた。

おすすめ情報

PAGE TOP