河川管理を市民の力で 諏訪湖浄化講演会

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河川管理に住民が関わる大切さを話す坂本さん

諏訪湖浄化対策連絡協議会と美しい環境づくり諏訪地域推進会議は24日夜、諏訪湖浄化講演会を諏訪市役所で開いた。国立研究開発法人土木研究所専門研究員で河川管理に詳しい坂本貴啓さんが「水環境保全に関わる市民活動のポテンシャルと官民連携の意義」と題して講演。河川管理には行政だけでなく、市民の力が不可欠だと強調した。約100人が来場し、31の流入河川がある諏訪湖の今後の取り組みの参考にした。

坂本さんは、河川管理の在り方について行政による管理の質向上とともに「自分たちの川は自分たちで守るという『民の力』も上げないといけない」と話した。市町村が管理する準用河川など小さな河川が数多く流れる地域はマンパワー不足で管理が難しいと聞くとし、「それを補うのは市民の力が大きい」と指摘した。

各地の市民団体の河川清掃活動を人数や活動時間などを計算式に当てはめて活動量を数値化していると紹介。坂本さんが調査した下諏訪町は活動量が非常に高いと評価した。

住民自らが河川の維持管理に関わる「自治的河川管理」の手法を提案。河川近くでランニング大会を開いている上田市では住民が河川沿いのアレチウリ除去もしているといった取り組みを紹介した。

一つの河川の活用と管理を一括して担う「公募制度」がつくれないか考えているとし、手を挙げた団体や企業などが積極的に関与してもらうことで「川が荒れなくなることにつながるのでは」と述べた。

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