美和ダム60周年、小渋ダム50周年記念碑除幕

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春らんまんの景色が描かれた美和ダムの60周年記念碑(写真上)と、多くの人でにぎわう天端などが描かれた小渋ダムの50周年記念碑

国土交通省天竜川ダム統合管理事務所や関係自治体などは、美和ダム(伊那市)60周年と、小渋ダム(中川村、松川町)50周年の記念碑をそれぞれ作り、27日、除幕式を行った。長野日報で「季節の小景」を連載する切り絵作家の浦野栄一さん=同市御園=が両ダムをモチーフに作品を制作。陶板に焼き付け、御影石の台座にはめ込んだ。将来にわたって機能を発揮し、末永く親しまれることへの願いを込めた。

美和ダムの記念碑は、伊那市長谷の美和ダム管理支所敷地内に設置した。浦野さんの作品は「ふるさとの春~美和ダム」。支所周辺に植わるタカトオコヒガンザクラが満開となり、湖面にもピンクが響く景色を描いている。展望台では多くの人が放流の様子を笑顔で眺めている。

美和ダムは三峰川の治水やかんがい、水力発電を目的に建設し、1959年に完成した。白鳥孝市長は「過去の大雨でも昨年の台風19号でも下流を救ってくれた。記念碑ができたのを機に足を運んでいただき、ダムに思いを寄せ、歴史や役割について考えてもらえれば」と期待した。

小渋ダムの記念碑は、中川村大草の同ダム右岸天端(同事務所学習センター東側)に設置した。作品名は「暮らしを潤す小渋ダム」。天端に集まった人々がダム下をのぞき込んだり、上流の景色を眺めたりする様子を描いている。

式で宮下健彦村長が「完成して50年。一生懸命働いてきたダムの価値を改めて見直す機会にしたい」とあいさつ。同事務所の安田幸男所長は「記念碑に描かれているように人が集い、にぎわうようなダムを目指し、これからも頑張っていきたい」と話した。

同ダムは小渋川の治水、かんがい、発電を目的に1969年に完成した。

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