稼働は半年遅れ 諏訪南リサイクルセンター

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造成工事が進む諏訪南リサイクルセンターの建設地=茅野市米沢埴原田

諏訪南行政事務組合が、茅野市米沢埴原田で進める諏訪南リサイクルセンター造成工事の現場から大量の巨石が出土した問題で、諏訪南行政事務組合議会は27日、茅野市役所で臨時会を開いた。組合側が提出した巨石処理に伴って造成・建設工事の工期を延長する議案、造成工事費に4065万6000円を追加する請負契約の変更議案、事業費を翌年度に繰り越す補正予算案の3件を原案通り可決した。同センターの稼働は6カ月遅れの2021年10月1日となる見込みだ。

造成工事は工事費3億2000万円で昨年7月に着手したが、同年11月に巨石の出土が発覚した。巨石処理などで増加した費用は2123立方メートルの巨石処理工事で3892万円、巨石撤去後の地盤改良工事や法面工事などで802万円、立ち木処理工事で309万円の計5003万円。一方、残土処理工事費の不用分938万円が減額されるため、差し引きで計4000万円余の増額となった。

工期は、造成工事が4カ月延長して20年7月まで、建設工事は6カ月延長して21年9月までに変更する。2カ月あった造成工事と建設工事の重複期間は「安全性と確実性を考慮」して1カ月短縮した。

造成工事をめぐっては、現地から建築廃材も出土し、材木やコンクリート片などの廃棄物88立方メートルの処理費用333万8500円が発生している。組合はこの日、地権者の埴原田区と費用負担の協議を進めていることを報告し、「内容が明らかになった時点で説明する」とした。

諏訪南リサイクルセンターは、茅野市と富士見町、原村の粗大ごみ、不燃物、資源物を共同処理する施設で、敷地約9300平方メートルに処理能力1日当たり19トンの工場棟を建設する。総事業費は約39億5000万円(内訳は造成費3億6000万円、建設費35億5300万円、施工監理費3630万円)。

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