旧東バル跡地の活用 諏訪市が4機能案提示

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諏訪市は1月31日、同市の旧東洋バルヴ諏訪工場跡地(諏訪湖イベントひろば)活用の基本計画策定に向けた第3回専門委員会を市役所で開いた。事務局の市は「ものづくりの拠点」「高原観光・湖畔観光の玄関」「共有スペース(防災拠点)」「医療・健康のスペース」の4機能案を提示した。

市は駅周辺市街地あり方検討会での協議を踏まえ、跡地利用のコンセプトに「産業振興、技術開発、観光振興、雇用拡大の活動拠点ゾーン」を掲げた基本構想を昨年度末に策定している。基本構想や専門委員会での意見などを踏まえて4機能案を提示し、「複合的に掛け合わせて相乗効果を上げられれば」とした。

想定機能の「ものづくりの拠点」ではインキュベーション(創業支援)スペースやコワーキングスペースなど、「高原観光・湖畔観光の玄関」ではバスターミナルやカヌー・カヤック体験など、「共有スペース(防災拠点)」は防災拠点スペースやイベントスペースなど、「医療・健康のスペース」では健康遊具やメディカルウオーキングコースなどを例示した。

委員からは「観光面で人の接点がつくれるよう、働きながら家族で休暇を楽しむ人とものづくりに関わる人が交流できれば」「医療や健康に食もテーマに加えたらどうか」などの意見が出た。

平尾勇委員長(地域経営プラチナ研究所社長)は「単にゾーニングするだけでは諏訪ならではの機能を埋め込むことにならない。実現可能性を担保しながら面白いものが提示できれば」と述べた。

跡地活用では民間活力導入を想定しているため、市は4機能案を軸に民間参入の可能性などを調べるための意向調査を2月に実施する。民間資金活用による社会資本整備(PFI)や官民連携(PPP)の手法に実績のある企業などに実施する予定。

その後、専門委員会を経て機能の実現可能性を調べる「サウンディング型市場調査」を6~7月ごろに実施する予定。具体的な整備内容を盛る「基本計画」は来年度末までに策定する方針。

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