原村職員の日達さん 休業条例で海外派遣

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同僚らに海外での活動報告をする原村職員の日達理奈さん=原村役場

国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊としてスリランカとマラウイの2カ国に派遣された原村職員の日達理奈さん(38)=同村払沢=の活動報告会が3日、村役場であった。日達さんは、職員が退職せずに復職できる村の自己啓発・休業条例(2017年4月施行)が適用された1人目で、海外で環境教育に取り組むため同年10月5日から休業し、今年1月16日に総務課企画振興係に戻った。

職員らを前にした報告会で日達さんは、「川にごみが捨てられていたり、市場の出店者が分別収集をしていないなど、ごみ収集システムが整っていなかった」とスライドを交え現地の現状を説明。小学校や幼稚園で環境プログラムを取り入れたり、ごみ箱を作ったりするなど、子どもたちや地域住民に、ごみのポイ捨てをやめることや、分別収集を行うことの大切さを呼び掛けたと紹介した。

その上で「ごみをどうやって処理するかなど、分かってくれる人がぽつぽつ現れた」とし、「異文化の中で暮らすには、お互いが理解するのはなかなか難しいが、親切にされ、信頼されれば受け入れられる」とも。今後は、村の移住交流事業などにもこうした経験を生かしていければ―と話した。

職員とともに報告を受けた五味武雄村長は「海外経験を村づくりに生かしてもらえれば」と期待した。

日達さんは、派遣前、海外旅行に行った折には現地でのごみが気になっていたといい、青年海外協力隊にも小学校の頃から憧れていたという。

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