2020年2月5日付

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長野県の持つ「日本一」の一つにズッキーニの生産量がある。レタスやセロリと並ぶ有力な産地で約35%のシェアを誇る。諏訪地域でも主に茅野、富士見、原で栽培が盛んだ▼日本でよく食べられるようになったのは30年ほど前からだろうか。太いキュウリにも見えるカボチャの仲間はいつの間にか定着して、先月20日付の弊紙にも「豚肉とズッキーニのバジルソテー」のレシピが掲載されていた▼先日、県とカゴメの包括連携協定締結式の取材の際、カゴメが開発した野菜摂取の充足度を測定する「ベジチェック」を体験した。センサーに手のひらを当てると充足度と1日に摂取している野菜の推定量を見せてくれる。野菜の摂取量は約280グラムで、厚生労働省が示す目標の350グラムに70グラム足りないとして問題視されている20~40歳の県民の平均そのものの数値が出た▼「サキベジ」も意識してそれなりに気を付けているつもりだったので、少し動揺してしまった。自分の不摂生を棚に上げるが、県民の平均的な感覚もこの辺りにあるのではないだろうか。たいていの人はかなり意識して取らなければ野菜不足に陥る▼協定締結式ではカゴメからラタトゥイユを載せたそばが披露され、県を代表する野菜としてズッキーニも使われていた。せっかく「日本一」の野菜が地元で熱心に生産されているのだから、積極的に食べて野菜の摂取量を増やす一助としたい。

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