羊みつめる31人の目 伊那小3年が写真展

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愛らしいヒツジの写真が並ぶ会場で、来場した園児に説明する伊那小学校3年森組の児童ら

伊那市伊那小学校3年森組の写真展「ちいさなカメラマンと大きな羊」が4日、同市荒井のいなっせ2階ギャラリーで始まった。児童31人が懸命に育ててきたヒツジの写真62点とともに、3年間にわたる飼育の歩みを紹介。子どもの温かなまなざしを通して切り取った”ヒツジ一家”の成長記録が並び、大勢の来場者が詰め掛けている。6日までで、5日は休館。

写真は児童が1人1点ずつと、担任の田中孝弘教諭(40)が出品した。総合学習で熱心に世話をしてきた雌と雄1匹ずつに加え、出産にも立ち会った赤ちゃんヒツジの成長ぶりなどを撮影。温めたミルクを哺乳瓶で飲ませてもらったり、児童と額を合わせて目を細めたり。愛らしい親子を捉えた作品がずらりと並ぶ。

児童たちの活動の記録として、学びや気付きなどを模造紙20枚ほどにまとめて展示している。保護者の手を借りずに作り上げた小屋や、見逃さなかった妊娠の兆候、ヒツジの誕生の瞬間、休日も欠かさないミルクやりの当番などを紹介。会場では、命が生まれた喜びを歌詞に仕立て、昨年10月の音楽会で披露した曲「生まれてきてくれてありがとう」をBGMに流している。

児童は「ヒツジの家族が仲良しだと伝わる写真がいっぱい」と笑顔。田中教諭は「優しい心や命を育む素晴らしさを学んできた子どもたちが撮った作品。その子が見ている世界を感じてもらえたら」と来場を呼び掛けている。

入場無料。午前8時30分~午後2時。問い合わせは同校(電話0265・72・5205)へ。

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