脱プラへ紙ストロー利用増える 上伊那地方

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売り場の目立つ場所で紙ストローを販売する業務スーパー

環境への意識の高まりとともに、上伊那地方でも紙ストローの利用が増える傾向にある。業務用品総合商社の折勝(伊那市)によると、昨年夏ごろから取扱量が増加。同市が新年度から、高遠城址公園さくら祭りの出店業者にプラスチック製のストロー・容器を使わないように協力を求めていく方針を打ち出していることを受け、需要は増大すると予想している。

プラスチックごみによる環境汚染を防ぐため、プラスチック包装をリサイクルしたり使い捨てプラスチックを削減したりしていく脱プラスチックは世界的な動き。同市高遠商工観光課では「市としても環境に配慮する取り組みを始める予定で、2~3年後に向けて脱プラが図れるように、20年度はさくら祭りの出店業者に協力をお願いしていく」と話している。

同社が運営する業務スーパー「モダンパック」伊那店では、昨年の夏ごろから販売量が増え始めた。管理課長で資材チーフバイヤーの小口隆幸さんは「外国人の方が環境に対する意識が高いのか、外国人が来店する店や施設での購入が増えている」と話す。2020年東京五輪で外国人が大勢来訪すれば、国内でもさらに環境への意識は高まる―とみる。

ストロー本体は100%紙製だが、30分ぐらいは問題なく使用でき、「普通の飲み物なら飲み切るぐらいは持ちます。時間をかけてお飲みになるお客さまにストローの交換サービスをする店もあるようです」と小口さん。同店によると、紙製はプラスチック製に比べると割高だが、生産量が増えてきて、次第に価格は下がってきているという。

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