住民寄り添い活性化 飯島と喬木の議会交流会

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飯島町、喬木村の両議会議員が、取り巻く課題について意見を交わした交流会

飯島町議会と下伊那郡喬木村議会の交流会が6日、飯島町役場で開かれた。上伊那地方で初めて休日議会を実施した飯島町議会は、休日・夜間議会を全国的にも先駆的に開いてきた喬木村議会の取り組みを参考にしており、議会を取り巻く課題を一緒に考えようと今回初めて全体交流を企画。真に住民に寄り添う議会の活性化に向けて講義を受け、自由討論で意見を交わした。

議会改革の一環で同町議会議会運営委員会は2018年に同村議会を視察。以降つながりを持ってきたが、議員のなり手不足や資質向上などの課題をともに共有し、多角的な視点で検討しようと町議会側が呼び掛けて交流会を開いた。

山梨学院大学の江藤俊昭教授が講義。「議会改革は改革自体が目的ではなく、どうやって住民福祉につなげていくかがポイント」と語り、議員間討議を徹底して首長と政策競争をするとともに、住民が発言できる機会をどう確保していくかが大切と指摘した。

全国の先進事例を示しながら「町の大切な課題はこの三者で議論することが重要」と強調。なり手不足の課題については「報酬も大切だが、議員の魅力が住民に伝わっていない。やりがいを示さないと」と話した。

討論では参加した20人の議員が三つのグループに分かれて、一般質問、住民対話などの課題について検討。なり手について「私たち議員自ら若い人たちの意見を吸収する努力をしていかなければ。若者や女性が議会に参加することが地域の発展につながると訴えていくことが大切」とする意見もあった。

喬木村議会の下岡幸文議長は「両町村議会の良い面、悪い面が見え、今後の議会運営に生かしていきたい」と話し、飯島町議会の浜田稔議会運営委員長は「住民と議会の距離がまだまだあることを再認識した。議会機能のあるべき姿を考えさせられた」と振り返った。

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