富士見、原の菓子を ヌーベル梅林堂が考案中

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諏訪地方の各地域をイメージした菓子シリーズ「信州すわの仲間たち」。現在3市1町をイメージした菓子が商品化されている

諏訪地方に4店舗を展開する和洋菓子のヌーベル梅林堂(本店・岡谷市中央町)が販売する諏訪地方の4地域を表現する菓子シリーズ「信州すわの仲間たち」を6市町村に広げようと、富士見町や原村に関係する有志と同社との連携による商品開発プロジェクトが始まった。町、村を象徴し、住民がギフト品として使いやすい菓子にしようと知恵を絞っている。

同シリーズはくるみキャラメルを諏訪地方をイメージしたキャラクターの形のもなかで包んだ菓子。製糸業で発展した歴史を持つ岡谷市を繭の形で表現した2012年発売の「シルクのまゆ玉」を振り出しに、茅野市で出土した国宝土偶「縄文のビーナス」、諏訪大社下社春宮近くに鎮座する下諏訪町の万治の石仏、諏訪市の諏訪湖畔のかりんをイメージさせる商品を相次いで発表した。その後、富士見町、原村の菓子も商品化を試みたが、実現には至らなかった。

富士見、原の商品化に向けた取り組みは、諏訪地域でさまざまなイベントを企画し、両町村に人脈を持つ小口正史さん(29)=下諏訪町=と同社が組んだのがきっかけ。小口さんは「6市町村がそろった方がシリーズとしては完成度が高い」と感じ、梅林堂の中村文明社長と知り合う中で富士見、原の菓子の商品化を提案し、プロジェクトが進みだした。1月24日に同社茅野店で開いた初会議には、地域おこしに取り組む富士見町の議員らや原村の地域おこし協力隊員が参加。地域への思いや菓子のイメージ、特産品などについて率直に意見を交わし、候補になりそうな食材を持ち込んで試作品を作ることになった。

商品開発の過程はホームページなどで随時紹介していくという。中村社長は「『すわの仲間たち』シリーズの商品化が4種類で止まってしまっていたが、若い力で一気に進みそうな感触を持っている」と今後の展開に期待を寄せている。

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