上伊那企業 インターンシップウィーク始まる

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人事担当者(右)から会社の概要などについて説明を受ける学生=キッツ伊那工場

大学生らに職場体験の機会を提供する「上伊那合同インターンシップスーパーウィーク」(伊那職業安定協会、南箕輪村主催)が9日から、上伊那地方の企業で始まった。地元企業を知ってもらい、U・Iターン就職につなげようと初めて開催。22日まで、企業ごと学生を受け入れ、会社や仕事への理解を深めてもらう考えだ。

製造業や建設業、小売業などの企業35社が参加。短期間で多くの職場を体験できるよう足並みをそろえた。少子高齢化や学生優位の「売り手市場」が続き、地域を担う人材の確保が課題となる中、地域ぐるみで取り組むことで発信力を高めた。

バルブメーカーのキッツ伊那工場(伊那市)には10日、韓国の大学3年の八尾祐輝さん(23)=辰野町出身=と県内の短大1年の柴菜月さん(19)=箕輪町=の2人が訪れた。はじめに人事担当者から会社や工場の概要について説明を受けた後、工場を見学。午後は一部業務を体験したり、先輩社員と意見を交換したりした。

知り合いからキッツを紹介され、興味を持ったという八尾さん。「国内だけでなく、海外にもたくさんの拠点を持ち、バルブを通じて日常生活を支えている。地元にすごい会社があることを改めて知ることができた。勉強になった」と話した。

柴さんはバレーボールのVC長野トライデンツのスポンサーとして知ったのがきっかけ。「さまざまなバルブを作り、いろいろな所で使われていることが分かった。実際に見たり聞いたりしないと分からないことがある」と手応えを感じていた。

同社の小川芳久伊那総務人事グループ長は「伊那谷には製造業をはじめ、多くの企業がある。都会の学生たちに戻ってきてもらい、地域の担い手になってほしい」と期待していた。

体験は事前予約が必要で、「かみいな就活プロジェクト」のホームページから企業ごとの日程などを確認した上で申し込む。

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