武井武雄記念日本童画大賞 入賞入選者を表彰

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日本童画大賞を受賞したタブロー部門の上田基世さん、絵本部門のしらとりぷいさん、イルフ賞を受賞したこども絵本部門の矢嶋浩和君(左から)

岡谷市とイルフ童画館は9日、第10回武井武雄記念日本童画大賞の授賞式を同館で行った。タブロー(一枚絵)、絵本、小中学生を対象としたこども絵本の3部門で、最高賞の日本童画大賞、イルフ賞、第10回を記念した特別賞「ミライ賞」などの入賞、入選者を表彰した。

同大賞運営委員長の今井竜五岡谷市長は「どの作品も創造性あふれ、豊かな感性が表現されていて感服した。受賞を機に第2、第3の武井武雄を目指して活躍してほしい」とあいさつ。今井市長や審査員らが、各部門の受賞者と入選者に賞状を手渡した。

茶色を基調に舟と大きな魚を描いた作品「漁」でタブロー部門の大賞を受賞した上田基世さん(21)=奈良県=は「見る人がそれぞれにイメージを膨らませ、その人の世界を少しでも豊かにできればうれしい」と謝辞。「限界を決めずに頑張ってほしい」という子どもたちへの願いを込めた作品「バジとあかいボール」で絵本部門の大賞を受賞した、しらとりぷいさん(54)=静岡県=は「指導してくれた人や支えてくれた家族あっての受賞で、人とのつながりを大切にさらにまい進したい」と抱負を述べた。

さまざまな虫が歌声を競う物語の作品「虫のどじまん大会開催中」でイルフ賞を受けた松本市菅野小学校5年の矢嶋浩和君(11)は「絵本や紙芝居が大好き。みんなが楽しくなれるお話をこれからも考えたい」とあいさつし、会場から温かな拍手を受けていた。

日本童画大賞は、岡谷市出身の童画家武井武雄の精神を継承する作家の発掘を目指して、1999年から隔年で実施。今回はタブロー部門に217点、絵本部門に96点、こども絵本部門に62点の応募があった。受賞作品展は16日まで、同館で開いている。

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